2005年02月09日

子ども会のウェブサイトの存在意義

『教えて!goo』で、ちょっと気になる投稿が。

質問:お勧めのサイトを教えて下さい。
子ども会のホームページを立ち上げようと考えていますが内容のネタがイマイチまとまりません。
今固まりつつあるのは、地域活動予定、学校からのお知らせ、活動報告、・・ぐらいしか思いつきません。
そこで現在公開されている「これはお勧め」のサイトを紹介していただけませんでしょうか?
やはり「子ども会」を主体にしたサイトがよいのですが、それ以外にもweb素材などでお勧めもあれば是非教えて下さい。
個人的趣味、見解で結構ですので宜しくお願いいたします。

この質問に対して、みなさんならどのように回答しますか?
おそらく、無難なところでは全子連のサイトをはじめ、活発に更新されている子ども会連合組織や単位子ども会などのサイト、もしかしたらコミセンあたりまでを紹介するのではないでしょうか。

…ところが、この質問に対しての最初のリアクションは、そうではありませんでした。

回答:
お勧めのサイトはありません。
というのは、子供会のサイト、というと、たぶん対象となるのは、そこの子供と親だけですよね。
それだけの人に公開するなら、別にホームページを立ち上げて全世界に発信する必要はないと思うのです。
それに、誰でも見える状態にしておくと、誘拐への懸念とか個人情報とかそういうのがあって、写真をぼかす必要が出てきたりとか、活動で個人名が書けなくなったりしますよね。
それはそれで、見る対象の人に対してがっかりだと思います。
だから、必要なのは、会員制のサイトにして、子供会関係者以外には見えなくすることじゃないかと思うのですよ。
で、そうした上で連絡用のサイトにすれば、今まで思いついた内容だけでも十分まとまった内容のサイトになると思います。

この回答を読んだ質問者の方、いきなり怖気づいてしまいました。。

回答に対するお礼
ご回答ありがとうございます。
ある程度予測しておりましたが、やはり個人情報の公開という点がネックとなりおっしゃる通りサイトの立ち上げは見送った方が無難かもしれませんね。
危険を冒す可能性があるのに、敢えてサイトを立ち上げる必要はないように思えてきました。
会員制と言えども100%安全ではないでしょう・・。
かなり考え方が消極的かもしれませんが・・・。

この後、他の回答者からのおすすめサイトの紹介や励ましのメッセージが書き込まれても、

しかしながら今の心境としましては、敢えて危険を冒しながらサイトを立ち上げる意気込みが失せてしまいこのような質問をしたことに自己嫌悪に陥っております。

回答を読んで、質問する前と現在の心境は180度違ってしまいました。
やはり個人情報やセキュリティに関して対した知識もなく危険な道を選択することは間違っていると痛感しております。
私の場合、なぜ子ども会のサイトを立ち上げようとしたのか自問自答すると、最終的には自己満足の世界でしかない、というところに行き着いてします。
誰もサイトの立ち上げを望んでいるわけでもなく、明確な目的があるわけでもないのに、余計なことをすることはやめにしておきます。

誰かがそれを望んでいるわけでもなく、今となっては自己満足でしかない浅はかな計画であった様に思います。
それは「逃げた」と思われても仕方ありません。
もしかして自己満足であることには最初から気付いていたのに、その気持ちに蓋をするようにいつの間にか自分自身で隠していたのではないか、とさえ思う様になってきました。
「たとえ1人でも喜んでくれる人がいること」を想像するより「何か取り返しの付かないことが発生してしまう」ことを想像してしまう自分が哀しいです。
哀しいですがそれは事実です。

などと、すっかり萎縮してしまっています…。


子ども会のウェブサイトを立ち上げるにあたって、個人情報の取り扱いや情報セキュリティには気をつけなければならないということは言わずもがなです。
それについてはひとまず置いておくとして、では、はたして子ども会のウェブサイトとは本来どうあるべきなのでしょう?

昨今、家庭へのPCやブロードバンド回線の普及に伴ってか、子ども会に関するサイトも数多く見られるようになりました。
ただ、どのサイトを見ても、内容はほぼ似たりよったり。
せいぜい、子ども会での行事の様子の紹介と、行事やイベントの予定のお知らせ程度です。
ウェブサイトを訪れるゲストの対象をどう考えて作っているのかが見えてきません。
もし、その子ども会が活動している地域の住民や、ましてやその子ども会の会員などを閲覧者として対象にするのであれば、ウェブという手段をとるよりも、戸別に配布できる新聞や回覧版を利用したほうがよほど効果的と思われます。
最初の回答者の言う通り、ウェブを使用しているという点でのリスキーな部分もあります。

ならば、子ども会のウェブサイトなど、本当に必要ないのでしょうか?


子ども会は、地域活動です。
地域のコミュニティの中で、その地域に即した活動を子どもたち主体で行うことでその意義が発揮されるものです。
ただ、だからといってその『地域』という殻にただ閉じこもっていればよいわけではありません。

これから必要とされるのは、地域間の連携ではないかと考えます。
地域と地域が手を取りあうことで、互いの地域同士の発展促進を図る…。
ジュニアリーダーのクラブ同士が、団体の枠を超えて交流を持ったりするのも、この一環といえるでしょう。

子ども会のウェブサイトにこれから必要とされるのは、情報発信者同士の横の連携ではないかと思います。
どこのサイトも、情報を発信したら発信しっぱなしでそれっきりで、発信者が他の子ども会サイトを見に行くことも無く、見にくるゲストもいないというのでは、サイトの存在意義が無いといわれても仕方が無いでしょう。
情報発信者同士が横の連携を持って、互いに情報を交換し合うことで子ども会の一層の促進を図ることはできないでしょうか。
情報発信者である育成者が、一年から数年単位で交代してしまうような状態では、難しい面もあると思いますが…。


みなさんなら、この質問者の方に、なんと回答しますか?

(あにぃ)


posted by 青年リーダー at 03:17| Comment(4) | TrackBack(1) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうやら、ココから飛んだどなたかが新たに回答したようですね〜。

子ども会のウェブサイトのあり方としては非常に理想的な形であるといえますね。
ただ、これを実現しているサイトがどれほどあるかと言われれば、ほとんど無いのが実情でしょう。。
今回の質問者の方の仰るような、特定の育成者一人が趣味のレベルで作る『自己満足』のサイトが多数を占めているのでは。

今後、子ども会関係者の間で、ウェブ上での情報発信について語られる機会があればよいですが…。
育成中央会議などでの育成者の発表が『おらが町の子ども会自慢』に終始してしまっているようでは、難しいものがあるかもしれませんね。。
Posted by あにぃ at 2005年02月10日 02:41
質問者の、誰もサイトの立ち上げを望んでいるわけでもないという言葉が重要だと思います。

この地域ではWeb上での地域間交流を望んでいなかったという事ですね。
やはり活動の一環として行われるべきで、会員の同意を得ていない(得られる自信がない)活動では趣味と思われても仕方がなく、個人情報うんぬん言われても仕方がないと思います。

というよりも、教えてgooへの投稿を原文のまま転載するのはどうでしょう?
ブログのTrackBackというもので著作権の意識が薄れている気がしています。教えてgooはブログではありませんし。
情報機器を活用しての広報活動の方法を話し合うのと平行して、子どもへのネチケット教育方法も合わせて話し合うことが必要かと思います。

それが定着することで、親たちのWebという得体の知れないものに対しての不安を取り除き、安心させ、Webでの広報活動がなりたっていくのではないでしょうか?
Posted by MSPゴシック at 2005年03月06日 18:43
>MSPゴシック さん
コメント、ありがとうございます。

この質問者のケースは、
「誰かがそれ(Webサイトの設置)を望んでいるわけでもなく…」=「Web上での地域間交流を望んでいなかった」
ではなく、
=「Webサイトの設置について自地域の他の子ども会関係者&地域住民にコンセンサスを取っていない」
にすぎないと思われます。

誰の同意も得ずにWebサイト上にその子ども会の情報を発信することは問題があります。
個人情報の保護やその他諸々の問題に対してしっかりと管理を行う自信が無いのなら、Webサイトの設置を見送るというのも正しい選択と思います。

ただ、子ども会でWWWを利用した情報発信を行うことや地域間・活動者同士でコミュニケーションを行うことはその難しさを補って余りある魅力がありますし、単位子ども会や育成会および活動者にとって大きな利益をもたらしてくれるものです。
この記事は、子ども会活動に関する情報をWeb上で発信している人間の一人として、今後もっとその意義や魅力を伝えていかなければなりませんね、という私の意見です。

また、子どもたちへの、情報通信機器を用いたコミュニケーションを行うにあたっての心構えや注意点など(ネチケットなど)の教育についても、子ども会の広報活動を通して行えれば素晴らしいことですね。
今後、そのような動きを少しでも各所で広げていければよいと思います。


なお、教えて!goo(およびOKWebコミュニティ)投稿の文章についてですが、こちらについては
『意見・主張をより明確にするための“引用”』
であり、
『著作権に反する“転載”』
ではありません。
Webサイト上に一般に公開されている文章であり、著作権上問題とはならないとの判断により、出自・出典を明確にした上で引用させて頂いています。
昨今、Webサイト上での文章の引用については各所で議論が行われているところですが、ご理解くださいますようお願いいたします。

(参考:
『週間!木村剛』 http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/05/post_2.html
『絵文録ことのは』 http://kotonoha.main.jp/2003/12/12.html , http://kotonoha.main.jp/2004/12/23kimura-golog.html
…等。)
Posted by あにぃ at 2005年03月06日 22:54
あにぃさん返事ありがとうございます。

私、このジュニアリーダー系のHPについて興味を持ったので色々見てみました。
数人が中心となって、子ども会のWWWを利用した情報発信を推進しているようですね。
しかし、「ジュニアリーダーコミュニティセンタ」の掲示板しかポータルサイトとしての機能を果たしていないように思います。昔はすっきりしててわかりやすかったようですが、今はポータルサイトとしての機能を果たすようなHPや掲示板が乱立し、インターネット初心者には混乱するばかり。
少しネットに慣れている人や、昔からの利用者しか受け入れないという(第3者から見ればですけど)雰囲気はとても一般向けとは思えないです。個人が好きなように情報を発信できるのがインターネットの良いところですが、規律・規則がなくてはポータルサイトはできません。楽天市場のように厳しい規制を個々の店に課しているとか、MSNのように組織としての運営メンバー以外の意向が入らないサイトであるとか。

個々を尊重するジュニアリーダー活動で統一の考え方を持たせることは不可能で、掲示板としての意見交換、そこから生み出たオフ会ができる以上の役割があるとは思えません。

あと、質問ですが。
行政や子ども会と対立し、文句を書いているHPや、クラブから追い出されたけど俺の意見は正しいよとか。軽い反社会的なジュニアリーダー系HPを見つけましたが育成者から見るとこんなクラブに入会させたくないです。このようなHPをどう考えますか?ジュニアリーダーの原則で個々の意見を尊重するのですか?インターネットの特性上仕方がないですか?ポータルサイトを目指す中心的な役割を担っている人たちで管理・監督できますか?

要するに私は子ども会でWWWを利用した情報発信を行うことや地域間・活動者同士でコミュニケーションを行うことには限界があるのではないか(もう限界では?)と思います。
この青年リーダーHP(ジュニアリーダーOB?)も更新されて(活用されて)いないし・・・

私はジュニアリーダーとは無関係ですが、子ども会に少し関わりのある人間として、事実上閉ざされたコミュニティを築いているみなさんに少しとりとめのない苦言を申し上げてしまいました。子ども会のことを本気で考えるなら自己満足の趣味にならないよう、すっきりと全員にわかりやすい運営をお願いしたいです。
申し訳ありません。
Posted by MSPゴシック at 2005年03月19日 21:49
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